純水洗車・6(イオン交換樹脂を用いて製造した純水のコスト)

高橋です。

これから再生イオン交換樹脂を用いて製造した純水とRO装置を用いて製造したRO水のコスト比較をしたいと思います。最終の水質が異なりますので、全く同じ土俵での比較ではございません。参考程度に見て頂ければと思います。まずはイオン交換樹脂を用いた場合、弊社ホームページの上の「取扱い商品」からお入りください。下の方にいきますと、いくつかの写真が価格と共に出てまいります。必要部品としては、「10リットルボンベ5万円(約2トンの純水が製造できるイオン交換樹脂が充填されています)」+「台座6,000円」+「通水用ヘッド13,000円」+「ブレードホース出入り口合計10mとして5,000円」+「ホーセンド2個1,000円」=75,000円です。出口側にシエンタを洗った時(純水洗車・2をご参照願います)のホースリールが現地にございましたら、不要です。また同じくシエンタを洗った時の水質計(下の写真です)は10,000円です。合計85,000円で約2トン(2,000リットル)の純水製造が可能です。2トンに達した後、カートリッジの交換が必要となり、弊社ホームページTOPにだしておりますがイオン交換樹脂10リットルの交換(約2トンの純水が製造できる量)が都度10,000円が必要です。

最初の2トンに85,000円。以降2トン毎に1万円が必要です。合計10トンの純水製造に125,000円(85,000円+1万円×4回交換)、50トンの純水製造に325,000円(85,000円+1万円×24回交換)が必要となります。細かい話ですが、50トン計算で申しますと、純水1リットル当たり6.5円となります。

IMG_0912元になる導電率(水質)が高くなりますと、純水製造量は2トンより減り、逆に低くなりますと2トンより増えます。上記のコスト試算は元の導電率150µS/cmで算出しておりますので、173µS/cmの場合の純水製造量は約1700リットルぐらいとなります。

(水道代は考慮しません)

 

 

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