純水洗車・7(RO装置を用いて製造したRO水のコスト)

高橋です。

RO装置はコストの算出が難しいです。製造能力や付属部品の関係もありますが、「純水洗車」の場合、ホームページで見た感じでは4インチサイズか4インチハーフサイズのRO膜が多いので、製造能力としては50リットル/時間から200リットル/時間程度ではないでしょうか。ざっとイニシャルコストを計算しますと50万円~100万円と思います。わかりませんので50万円とします。これに交換部品としてのランニングコストが発生します。フィルターや活性炭、ポンプのオーバーホールや故障したら電磁弁等の電気計装関係の部品交換も必要になりますが、もう諸々は省いてRO膜の交換だけにしましょう。導電率20µS/cm?に達したら交換として、原水の導電率にもよりますが、5トンで交換はないと思います。50トン?100トンくらいはいけるんじゃないでしょうか?100トンで交換とします。RO膜交換に1本20万円~30万円くらいでしょうか。作業費等は除外して、20万円としましょう。これで計算しますと、初期に50万円で100トンのRO水が製造可能です。以降100トン毎にRO膜交換に20万円が必要です。100トンで50万円、200トンで70万円(50万円+20万円)です。単価を計算しますとざっと最低3.5円/1Lです。RO水の方が割安でしょうか。1台で100リットルの純水を使用するとして(バケツ10杯分)1000台分ですね。まあ、洗車を業とされる方でしたら1日3台程度洗う計算です。さて、どちらが得か???(水道代・電気代は考慮しません)

IMG_4012空を飛んだROを含む精製水製造装置(製薬会社にて)

 

 

 

 

 

 

 

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