純水洗車⑨~(導電率実験!水質OK!)

高橋です。

最後に導電率を測定します。わかりやすいようにコップを3つ用意しました。

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「純水は電気を通さない」という理屈があります。これは簡単に言えば水の中に電気の通る道がないと考えてください。3つのコップのうち一番左は水を入れていません。もちろん空気も電気を通しません。よってコップの中に入っている水質計には通電するものがありませんので通電状態なし→000とします。

 

 

 

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一番右のコップの水の中に水質計を漬けます。表示はちょっと見にくいですが、187。水道水です。通電する道(=ここではイオン)があり、電気の通り易さ(にくさ)を表示しています。単位はμS/cm(マイクロジーメンス パー センチメートル)で、数値が大きいほどたんくさんのイオンが溶けているという意味です。大阪府内では150~250くらいでしょうか。

 

 

 

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最後に真ん中のコップの水の中に水質計を漬けます。表示は000。これはイオン交換樹脂が充填されているC-10Sの出口の水です。通電するものがありません(イオン無し)ので000の表示です。これで「純水」と確認できるという訳です。

 

 

 

同じ無色透明な水ですが、全然成分の違う水だという事がわかります。これで000と確認がとれれれば、洗車後に「蒸発残留物が無い」という担保がとれるという訳です。洗車の前後に測定してください。

 

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