製造現場における洗浄バリデーションと設備機器の洗浄法

高橋です。
今回の展示会期間中に掲題の講座を受講しました。医薬の知識をなかなか教えてくれる人も少ないので、この様な講座を積極的に受けるようにしています。精製水のタンクや配管を殺菌（洗浄）するには、現在の手法では紫外線殺菌、次亜塩素酸ナトリウムや熱水しかありません。しかしながら薬品洗浄の場合は残留がどの程度あるのか、１点測定の試薬（残留塩素を測定するＤＰＤ）を信じて問題ないのか・・など問題が多いのでやはり冷却して無害な熱水殺菌が良いとされています。弊社の精製水供給システムではユーティリティとして蒸気が必要になりますが、９０度程度の熱水殺菌システムを提案する事も可能です。簡単自動タイマー方式で無人でも熱水殺菌が可能で、セットして昇温→維持２時間→降温して翌朝には終了している優れものです。